理経はドローンを活用した超高層ビル街での災害対策実験が注目され底堅い

株式市場 銘柄

■災害時情報の収集や滞留者らの誘導、音声による遠隔指示などを実験と発表

 技術商社の理経<8226>(東2)は19日の前場、225円(前日比変わらず)前後で推移し、全体相場が様子見に転じた中で底堅い展開となった。12月19日付で、超高層ビル街でのドローンを活用した災害時情報収集や、滞留者らを誘導する「一般参加型」実証実験への参加などを発表。大規模災害対策への取り組みが注目された。

 発表によると、同社は12月12日、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、SOMPOリスケアマネジメント株式会社、工学院大学など、東京・新宿区の新宿駅周辺防災対策協議会のメンバーで構成される「チーム・新宿」による超高層ビル街でのドローンを用いた情報収集および滞留者誘導などの実証実験第2弾に参画した。第2弾では、新たにドローンの発着場所から離れた現地本部(工学院大学)から、音声による遠隔指示が可能な通信網を構築した。ドローンの映像およびドローンに搭載したスピーカーを利用して滞留者誘導の現実性などの確認を行った。(HC)

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