【株式市場】米国株高は好感されるが北のミサイル報道など受け日経平均は重くTOPIXは軟調

株式

◆日経平均の前引けは2万2910円79銭(9円02銭高)、TOPIXは1816.71ポイント(1.19ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億5503万株

チャート5 19日(火)前場の東京株式市場は、米国でNYダウ、S&P500、NASDAQの3指数がそろって連日最高値を更新したことなどが好感され、株価指数の先物が先行高し、日経平均は取引開始後に88円65銭高(2万2990円42銭)まで上げた。ただ、その後「北、ミサイル発射示唆か…『宇宙開発権』主張」(読売新聞)などと伝えられ、全般に様子見姿勢が広がった。朝方は高かったパナソニック<6752>(東1)などが軟調転換。TOPIXも軟調に転換。日経平均の前引けは9円2銭高(2万2910円79銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調。

 ブリヂストン<5108>(東1)などのタイヤ株が米国景気の上向きなどを材料に上げ、オークファン<3674>(東マ)はここ5年間の業績の伸び率などに関する報道などが注目し直されて急伸。レカム<3323>(JQS)光通信<9435>(東1)グループとの資本業務提携が好感されて高い。

 19日、新規上場のみらいワークス<6563>(東マ・売買単位100株)は買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1840円を70%上回る3135円の買い気配となっている。

 東証1部の出来高概算は7億5503万株、売買代金は1兆2152億円。1部上場2054銘柄のうち、値上がり銘柄数は716銘柄、値下がり銘柄数は1244銘柄となった。(HC)

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