【銘柄フラッシュ】グローバルダイニングが大引け間際に急伸し愛眼は需給の引き締まりが言われて再騰

銘柄

 19日は、ソルクシーズ<4284>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、SBIグループの仮想通貨取引サービスシステムの構築を支援すると発表済みのため、引き続き米国で仮想通貨の先物取引が開始されたことなどが材料視されて3日連続ストップ高の25.4%高。

 2位はオープンドア<3926>(東1)の12.0%高となり、15日の株式3分割発表に続き、18日に中国最大のオンライン旅行会社との提携発表が好感されて12.0%高。

 3位は愛眼<9854>(東1)の10.5%高となり、東証が19日売買分から日々公表銘柄に指定したため、カラーコンタクトレンズ好調といった買い材料などによって動意を強めてきたところに需給の引き締まりが再認識される形になり出直りを拡大。

 グローバルダイニング<7625>(東2)は14時40分頃になってからいきなり一段高となり、特段、目新しい発表はなかったが、複数の飲食業態でリスマススペシャルメニューやスペシャルコースを開始し書き入れ時との見方があり、あっという間にストップ高の26.4%高。JESCOホールディングス<1434>(東2)はベトナムやスリランカなどでの展開拡大により今8月期の2期ぶり最高益濃厚との見方などが言われ、11時頃から再三ストップ高で売買をこなし、大引けもストップ高の17.8%高。

 ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>(東マ)は18年1月中旬に東京で開催されるクルマの自動運転・電子化・電動化など重要なテーマの最新技術に関する世界最大の展示会「第10回 オートモーティブ ワールド」に出展と発表済みでトヨタ自動車(7203)の全車種に電動タイプを取り揃える計画などが材料視されてストップ高の15.3%高。弁護士ドットコム<6027>(東マ)は業績拡大傾向に加え、もみ合いの煮詰まり具合が良好とチャート妙味が言われて6.9%高と出直りを拡大。

 ジェクシード<3719>(JQS)は12月決算が存外堅調かといった期待が聞かれ後場一段高の22.2%高。ガーラ<4777>(JQS)はスマホアプリ「Winwalk」の英・仏でのサービス開始が材料視されてストップ高の18.4%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る