【株式市場】昼過ぎから円高や北朝鮮情勢が注視され材料株は強いが日経平均は反落

株式

◆日経平均の終値は2万2783円98銭(127円23銭安)、TOPIXは1819.03ポイント(10.76ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なく9億9736万株

チャート6 28日後場の東京株式市場は、円相場が昼過ぎから1ドル112円台に強含み、北朝鮮のミサイル発射の兆候に関する観測報道が伝えられ、円高の影響が小さくて防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)が一段高となった。半面、日経平均は次第に軟調になり、大引けにかけて一時174円78銭安(2万2736円43銭)まで下押す場面があった。大引けも安く反落。東証2部指数は高いが、マザーズ指数と日経JASDAQ平均は軟調。

 後場は、日本伸銅<5753>(東2)が銅の国際市況高などを材料に一段高となり、PRタイムズ<3922>(東マ)は2月決算への期待再燃とされて一段ジリ高。富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は株式3分割などが好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は少なく9億9736万株(前引けは4億2791万株)、売買代金は1兆7305億円(同7209億円)。1部上場2063銘柄のうち、値上がり銘柄数は606(同1032)銘柄、値下がり銘柄数は1353(同921)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は4業種(前引けは18業種)となり、値上がりした業種は、非鉄金属、電力・ガス、鉄鋼、医薬品、のみとなった。(HC)

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