【株式市場】材料株など個別に高く日経平均は過熱感が言われ下げるが底堅い

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の終値は1万8703円60銭(111円56銭安)、TOPIXは1517.01ポイント(9.82ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億6427万株

チャート5 4日後場の東京株式市場は、日経平均の15年ぶり高値圏での連日高などに過熱感が言われ、株価指数の先物主導で売り優勢の相場となり、日経平均は朝方に228円32銭安(1万8586円84銭)まで下げた後も下げ幅の半分程度の回復にとどまりました。大手銀行株や証券株が軟調だった。ただ、日経平均との相関度が強いとされるファーストリテイリング<9983>(東1)は朝方を除いて堅調に推移するなど、個別に強い銘柄は少なくなかった。

 武田薬品工業<4502>(東1)がゴールドマン・サックス証券による目標株価の引き上げなどが伝えられて高値を更新し、NY原油の50ドル回復を受けて国際石油開発帝石<1605>(東1)などの資源株も堅調。ゼネラルパッカー<6267>(JQS)は業績予想の増額を好感してストップ高、ジェイテック<2479>(JQS)は多言語対応の飲食店向け注文支援システムなどが好感されて3日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は21億3732万株(前引けは11億6427万株)、売買代金は2兆3142億円(同1兆2140億円)。1部上場1860銘柄のうち、値上がり銘柄数は595(同496)銘柄、値下がり銘柄数は1127(同1220)銘柄となった。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は5業種(前引けは6業種)となり、値上がり率上位の業種は、空運、鉱業、鉄鋼、医薬品、石油・石炭、医薬品、だった。

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