【株式市場】自社株買い銘柄など強く日経平均は朝方を下値に回復し堅調

株式

◆日経平均は2万1087円10銭(55円10銭高)、TOPIXは1545.62ポイント(4.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億2178万株

チャート13

 6月14日(金)前場の東京株式市場は、取引開始と同時にSQ(先物、オプションの清算値・行使価格)算出に絡む売買注文が流入し、日経平均は48円高で寄った後60円82銭安(2万971円18銭)まで軟化した。しかし、結局これが前場の安値になった。ファナック<6954>(東1)が一時マイナスになった程度で切り返すなど、日経225構成銘柄が総じて強い印象で、日経平均も9時半頃からは堅調になり、11時前には85円41銭高(2万1117円41銭)まで上げた。前引けも55円10銭高(2万1087円10銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もしっかり。

 自社株買いを発表したビューティガレージ<3180>(東1)が東証1部銘柄の値上がり率トップとなり、12日に発表したエフティグループ<2763>(JQS)も続伸。日本アビオニクス<6946>(東2)は中東でのタンカー攻撃やエボラ出血熱発生の報道が買い材料とされて急伸。ジェイテックコーポレーション<3446>(東マ)は光学素子開発などの新事業開始が注目されて急伸。

 SQ推計値は前日比28円56銭高の2万1060円56銭になったもようと伝えられた。

 東証1部の出来高概算は6億2178万株、売買代金は1兆1925億円。1部上場2142銘柄のうち、値上がり銘柄数は1371銘柄、値下がり銘柄数は666銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る