【株式市場】円高など受け日経平均は朝方186円安だが次第に持ち直しマザーズ指数は高い

株式

◆日経平均の前引けは2万3707円31銭(80円89銭安)、TOPIXは1884.84ポイント(7.27ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億281万株

チャート9 11日(木)前場の東京株式市場は、円相場が2日続けて円高基調になったことなどが影響し、トヨタ自動車<7203>(東1)が反落して始まるなど、主力株に軟調な銘柄が目立ち、日経平均は取引開始後に186円36銭安(2万3601円84銭)まで下押す場面があった。しかし、石油資源開発<1662>(東1)などは高く、ソニー<6758>(東1)などはほどなく堅調転換。日経平均もその後は持ち直し、前引けは80円89銭安(2万3707円31銭)となった。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 ソースネクスト<4344>(東1)が好業績への期待や1月末の株式2分割を買う動きに乗って急伸し、ベルグアース<1383>(JQS)は野菜の高騰や中国市場の本格化など材料にストップ高。GAMEWITH(ゲームウィズ)<6552>(東マ)は第2四半期決算が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億281万株、売買代金は1兆3497億円。1部上場2063銘柄のうち、値上がり銘柄数は815銘柄、値下がり銘柄数は1132銘柄となった。(HC)

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