【株式市場】NYダウの大幅安を受け日経平均は朝方399円安となったが次第に持ち直す

株式

◆日経平均は2万1447円53銭(135円59銭安)、TOPIXは1609.94ポイント(15.73ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億9529万株

チャート14 11月21日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの551ドル大幅安を受け、株価指数の先物が先行安し、日経平均は取引開始後に339円74銭安(2万1243円38銭)まで下押した。自社株買いを発表した長谷川香料<4958>(東1)が高く始まるなど、個別物色の色彩が濃厚。一方、NY市場ではカラ売り専門ファンドが半導体大手エヌビディアを買いつけたと伝えられ、アドバンテスト<6857>(東1)なども高い。日経平均は私大の持ち直し、前引けは135円59銭安(2万1447円53銭)となった。日産自動車<7201>(東1)は小反発。東証2部指数、日経JASDAQ平均も安いが、東証マザーズ指数は小高い。

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)が大幅続伸となって回復を続け、キャピタル・アセット・プランニング<3965>(東2)は朝、東証2部への変更記念配当を発表し活況高。ALBERT<3906>(東マ)は今12月期の業績黒字化への期待などが言われて大きく出直り、ケア21<2373>(JQS)は株主優待の開始などが好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億9529万株。売買代金は1兆1434億円。1部上場2112銘柄のうち、値上がり銘柄数は499銘柄、値下がり銘柄数は1521銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る