【株式市場】NYダウ最高値など好感しTOPIXは高いが日経平均は一部銘柄が影響し安い

株式

◆日経平均の前引けは1万9941円80銭(71円46銭安)、TOPIXは1595.04ポイント(3.38ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億7546万株

チャート5 12日(月)前場の東京株式市場は、NYダウが6月2日以来の最高値更新となったためトヨタ自動車<7203>(東1)などは朝から堅調に推移し、銀行、保険、証券株などもしっかりだった。TOPIXは一時軟化したが回復して前引けは0.2%高。しかし、日経平均はソフトバンク<9984>(東1)の反落などが影響して71円46銭安(1万9941円80銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日系JASDAQ平均は安い。

 東芝<6502>(東1)が8%高の5日続伸基調となり、米国の利上げ濃厚との見方を受けて資金運用環境の好転期待などが強まり第一生命保険<8750>(東1)などの生損保株が高い。リミックスポイント<3825>(東マ)はビットコインが過去最高値と伝わり大幅続伸。アンジェスMG<4563>(東マ)は血管の病気を治す遺伝子治療薬の10月申請報道が好感されて急伸。シンバイオ製薬<4582>(JQG)は主力株がさえないときのバイオ株相場に期待とされて6月決算も注目され急伸。

 東証1部の出来高概算は9億7546万株、売買代金は1兆2411億円。1部上場2018銘柄のうち、値上がり銘柄数は1025銘柄、値下がり銘柄数は850銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る