ファーストブラザーズが一時ストップ高、今期業績の大幅回復など好感

株式市場 銘柄

■今期予想1株利益を200円92銭としストップ高の水準でも割安感が

 不動産投資ファンドなどのファーストブラザーズ<3454>(東1)は15日、大きく上値を追って始まり、一時ストップ高の1594円(300円高)まで上げて昨年来の高値を更新している。12日の取引終了後に2017年11月の連結決算を発表し、今期・18年11月期の業績予想を売上高20.3%増の225.68億円、純利益を同37.4%増の28.15億円とV字回復の見通しを発表、期待が強まった。

 17年11月期は、投資運用事業で既存案件のアセットマネジメント契約が終了したことにより、受託資産残高が一時的にゼロになったことなどにより、純利益は前期比63.9%減の6.25億円だった。しかし、今期は大きく回復する見通しとし、予想1株利益は200円92銭とした。このため、ストップ高の水準でも株価はPER8倍未満の水準になり、割安感が強まっている。(HC)

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