
■2016年以来の安値圏から出直る展開、反騰相場に注目強まる
資生堂<4911>(東証プライム)は6月11日、続伸基調で始まり、取引開始後は6%高の2658.0円(144.0円高)まで上げ、昨10日の6%高に続いて出直りを強めている。中国景気関連株のひとつと位置づけられ、朝、米中の貿易交渉について「米中、貿易に関する枠組みで合意、首脳に報告へ=中国商務次官」(ロイターニュース6月11日午前8:38)と伝えられたことなどが買い材料視されている。
株価は2016年以来の安値圏から出直る展開。しばらくは戻り待ちの売りが厚いとの見方はある。ただ、下値圏から出直る場合は、自律反騰にとどまる場合でも出直る値幅が大きくなる事例が少なくないとの見方もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)