ピクスタが「ダウンロード数4年で8.7倍」など注目されて上値を追う

株式市場 銘柄

■「PIXTA」の素材点数3000万点を突破と発表

 ピクスタ<3416>(東マ)は15日、再び上値を追い、後場の取引開始後に5%高の1561円(71円高)をつけ、戻り高値を更新している。写真・イラスト・動画・音楽などのデジタル素材をプロ、アマ問わず投稿でき、買い手が現れれば売れるマーケットプレイスサイト「PIXTA(ピクスタ)」などを運営し、同日付で「『PIXTA』の素材点数が3000万点を突破」「年間ダウンロード数も4年で8.7倍に」と発表。あらためて注目されている。

 発表によると、「PIXTA」の購入者は主に企業で、これまでは出版社やテレビ局、広告・販促物の制作会社や企業内の制作部門のデザイナーなどクリエイティブ制作に携わる人々に利用されてきた。しかし、購入層が拡大し、企業のイベントや講演会で使用されるプレゼンテーション資料のビジュアル化が進み、企業が運営するオウンドメディアやSNSのアイキャッチ画像としてもデジタル素材が使用されるようになると、これまでの補助的な画像に加えてビジュアルとして惹きつけるフォトジェニックな画像の需要も増加した。
 
また、昨今のAI(人工知能)開発の活発化にともない、画像解析研究を目的にPIXTAの画像素材を利用するという新たな需要も誕生しているという。(HC)

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