日本エンタープライズは出直り強める、業績予想を減額したがその要因は後々プラスとの見方

株式市場 銘柄

■築地市場の移転が決まり鮮魚eコマース「いなせり」への影響も解消へ

 モバイル・アプリケーション開発などの日本エンタープライズ<4829>(東2)は2月1日、出直りを強める展開になり、後場は13時にかけて245円(5円高)前後で推移。出来高も増加している。31日に今期・2018年5月期の業績見通しの減額修正と自己株式の取得(自社株買い)を発表。業績見通しの減額そのものはマイナス要因だが、マーケットの評価は「買い」となっている。

 5月通期の売上高の見通しは従来予想を15%引き下げ、純利益は同じく5%引き下げた。ただ、その要因は、店頭アフィリエイトサービス事業の譲渡による減収、中国事業における不採算販売の抑制のほか、東京・築地市場の移転が延期されてきた影響により、移転後の本格展開を予定して開発した業界初の鮮魚eコマース「いなせり」に影響が出ていること、などとした。

 しかし、これらの要因のうち、事業譲渡と不採算販売の抑制は今後の業績拡大にプラスとなるため、前向きの要因になる。また、東京・築地市場の移転問題も、約2年遅れとなったが、「東京都は20日(中略)、豊洲市場への移転時期を2018年10月11日に決定した」(日本経済新聞17年12月20日付電子版より)。「いなせり」は、築地の中卸から直接ネットで鮮魚などが買えるオンラインサイトで、迅速な配送を行うための設備が必要。移転後はフル稼動の体制が整うことになる。(HC)

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