HANATOUR JAPANが17年12月期連結業績を上方修正

株式市場 銘柄

■インバウンド専門の旅行会社

 HANATOUR JAPAN<6561>(東マ)は31日、17年12月期連結業績予想の上方修正を発表した。

 17年12月期業績予想の売上高は前回発表を7億68百万円上回る79億26百万円(前期比55.1%増)、営業利益は46百万円上回る17億56百万円(同50.7%増)、経常利益は2億25百万円上回る18億86百万円(同34.2%増)、純利益は1億95百万円上回る12億78百万円(同36.7%増)に増額修正した。

 同社は、昨年12月15日に東京証券取引所マザーズに上場。インバウンド専門のBtoB向け旅行会社として訪日観光サービスをワンストップで提供している。売上高は、旅行事業を中心に、バス事業、免税販売店事業、ホテル施設運営事業の各事業のともに前回公表した予想を上回る見込みとなった。

 利益面は、バス事業では原価率の上昇により営業利益が当初想定を下回る見込みだが、旅行事業、ホテル施設運営事業では当初想定を大幅に上回るとしている。また、免税販売店事業では当初想定と同水準の営業利益を見込んでおり、さらに為替差益の計上などにより同社グループ全体の各利益では前回公表した予想を上回る見込みとなった。

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