フィル・カンパニーは東証1部に向けた立会い外分売が好感されて17%高

株式市場 銘柄

■「東京証券取引所第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に推めている」と

 「空中店舗」企画設計などのフィル・カンパニー<3267>(東マ)は8日、続伸基調となって出直りを強め、10時過ぎに17%高の8770円(1260円高)まで上げて2月2日につけた上場来の高値9050円に迫っている。7日付で立会い外分売を発表し、「現在、東京証券取引所第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております」とあることなどが材料視されている。

 分売予定株式数は5万株、分売値段は分売実施日(2018年2月23日から3月2日)の前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定。「今回の立会外分売は、市場変更における形式基準の充足を図るとともに、当社株式における分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的として行う」とした。(HC)

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