アーバネットコーポレーションは株主優待制度の導入など好感され3日続伸

株式市場 銘柄

■このところの下げを完全に奪回し荷もたれ感を一掃

 アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)は9日、3日続伸基調となり、9%高の368円(29円高)で始まったあと10時にかけても6%高前後で推移。2018年に入ってからの高値に進んでいる。8日の取引終了後に第2四半期決算(2017年7月~12月累計)、株主優待制度の導入などを発表し、好感買いが先行した。

 株主優待制度は、保有する株式数、および保有期間に応じて、株主優待ポイントを贈呈し、今後開設する株主限定の特設インターネットサイト「アーバネットコーポレーション・プレミアム優待倶楽部」に掲示する食品、電化製品、ギフト、旅行・体験などの中から自由に選択可能な内容と交換できる方式。2018年6月30日現在の株主名簿に記載又は記録された10単元(1000株)以上を保有する株主様を対象に開始する。優待を利用する際は、同サイトを通じて登録などを行う。

 株価は6日にかけて全体相場の下げに押されるように下押したが、ここ数日の回復は目覚ましく、このところの下げを完全に奪回。いわゆる荷もたれ感が一掃される形になっている。(HC)

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