建設技術研究所は知能技術と資本・業務提携契約を締結

写真=調印式の様子

■知能技術の株式の一部を取得

 建設技術研究所<9621>(東1)は19日、知能技術との間で、建設技術研究所が知能技術の株式の一部を取得すること等を内容とする資本・業務提携契約を締結した。

 知能技術は、「人工知能(AI)技術」と「ロボット技術」を併せ持つ最先端テクニカル・カンパニー。「AI・ロボットで社会の安全を守る」を企業理念に掲げており、これまで数多くの民間企業や官公庁などから受託し、社会の安全に寄与するロボットや通信設備などの開発を行ってきた。建設分野においても、作業エリア侵入検知装置(ステレオカメラ画像を使って約300メートル前方の侵入車を検知し、作業員へ警報するシステム)や、重機の遠隔制御による無人化施工システムなど、多数の開発実績を有している。

 現在、国土交通省は、建設生産プロセス全てを対象として、新技術導入やICTなどの活用によるi-Construction推進に取り組んでおり、AIやロボットなどの革新的技術のインフラ分野への導入を図っている。

 同社としては、今回の資本・業務提携により、知能技術の持つAI・ロボット技術を、建設コンサルティング業のイノベーションに組み合わせて、2社共通の企業理念である「社会の安全の実現」を目指すとしている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る