【株式市場】戻り一服の見方あり日経平均は4日ぶりに反落するが振興市場指数は4日続伸

株式

◆日経平均の終値は2万1925円10銭(224円11銭安)、TOPIXは1762.45ポイント(12.70ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億3682万株

チャート14 20日後場の東京株式市場は、円相場が小動きを続け、株価指数ベースで相場が動くような大きな手がかり材料が見当たらず、日経平均は250円安前後(2万1900円前後)で小動きを続けた。直近3日間で1000円近く上げたこともあり、目先は戻り相場の小休止との見方があった。日経平均は4日ぶりに反落したが、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は4日続伸。

 後場は、材料株物色の様相が強まり、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(東1)が海外の売上げ比率拡大計画の報道などが注目されて大幅続伸し、パシフィックネット<3021>(東2)はサイバーセキュリティ製品事業の本格化などが注目されて連日高値。グレイステクノロジー<6541>(東マ)は四半期決算の大幅増益などが連日好感されて後場ストップ高。ワンダーコーポレーション<3344>(JQS)RIZAP(ライザップ)グループ<2928>(札幌A)によるTOB(株式公開買付)によりストップ高。

 東証1部の出来高概算は12億3682万株(前引けは6億2530万株)、売買代金は2兆2390億円(同1兆958億円)。1部上場2066銘柄のうち、値上がり銘柄数は1027(同647)銘柄、値下がり銘柄数は949(同1335)銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種が値上がり(前引けはパルプ・紙の1業種のみ値上がり)し、パルプ・紙、電力・ガス、陸運、倉庫・運輸、水産・農林、が高い。(HC)

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