免疫生物研究所は後場ストップ高、「新規抗体の作製に成功」し来期収益化の見込み

株式市場 銘柄

■生命科学インスティテュートと共同研究成果、大学や製薬企業等へ販売へ

 免疫生物研究所<4570>(JQG)は20日の後場寄り後、買い気配のまま急伸してストップ高の943円(150円高)に張り付き、後場は14時50分にかけても売買が成立していない。20日付で、「株式会社生命科学インスティテュートとの新規SSEA-3抗体の製品販売に係る契約締結について」を発表し、がぜん、期待と注目が殺到した。

 発表によると、共同研究の成果として、SSEA-3に対する特異的なIgGクラス新規抗体を作製することに成功し、大学や製薬企業等の研究機関へ当該新規抗体を販売するために販売許諾契約を締結した。2018年3月期の業績に与える影響は軽微だが、19年3月期以降は収益に寄与することを想定しているとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る