カシオ計算機が出来高をともなって続伸、国際的なデザイン賞など注目され

株式市場 銘柄

■業績拡大の「けん引役はGショック」に大きな追い風との見方

 カシオ計算機<6952>(東1)は26日、続伸基調となって出直りを強め、10時を過ぎては4%高の1585円(59円高)前後で推移。出来高もすでに前取引日分に迫り活況となっている。23日付で、同社の耐衝撃腕時計「G-SHOCK」、カラフル電卓、デジタルカメラの3点が、国際的に権威のある「iFデザインアワード2018」(iF product design award 2018)を受賞したと発表し、注目が再燃している。

 また、23日には、「2019年3月期の連結売上高と営業利益を、18年3月期比でそれぞれ2割増やす計画だ」(日本経済新聞2月23日付朝刊)と伝えられ、業績動向も注目されている。報道では、「けん引役はGショック」「来期は販売個数を100万以上伸ばし、過去最高の年1000万の大台を目指す」などとしており、市場関係者の中には、国際的なデザイン賞の受賞は大きいと見て期待を強める様子もある。4月に35周年を迎え、記念モデルの投入を増やすという。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る