フォーカスシステムズは第1四半期順調で株式分割も好感し急伸

株式市場 銘柄

 フォーカスシステムズ<4662>(東2)は14時に2016年3月期の第1四半期決算(15年4~6月)と1対2の株式分割を発表し、発表前の1540円(3円高)前後から一気に13%高の1740円(203円高)まで急伸する場面があった。7月23日につけた2001年以来の高値1776円に迫った。

 株式分割は10月1日を効力発生日とし、9月30日の最終の株主名簿に記載・記録された株主の所有する普通株式につき1株を2株に分割する。

 第1四半期は、営業利益が前年同期比73.4%減の2600万円となったが、東証2部への市場変更に要した費用(販売費及び一般管理費に計上)や基幹システムの導入に伴う費用が主要因のため、順調に推移した。純利益は有価証券売却益が加わったことなどにより同2.8倍の1億7200万円となった。通期の見通しは期初予想を据え置いた。

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