サカイ引越センターは3月期末配当など意識されて反発幅を拡大

株式市場 銘柄

■機会損失を懸念する様子はあるが業績そのものは連続最高益基調

 サカイ引越センター<9039>(東1)は19日、5450円(150円高)まで上げて反発幅を広げている。今3月期の期末配当予想を前期実績・従来予想の25円から35円の見込みにすると2月初旬に発表しており、配当の権利確定日(2018年は3月27日)を念頭に早めの買いを入れる動きが出てきたとの見方が出ている。

 同社株は、このところ横ばい小動きを続けており、人手不足のため、3~4月の引っ越しシーズンに「希望日に予約ができない『引っ越し難民』が増える懸念が広がっている」(本経済新聞3月3日付日朝刊)などと伝えられて機会損失などを懸念する様子がある。しかし、業績そのものは好調で、各利益とも連続最高を更新する見込みだ。(HC)

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