【株式市場】国会で経済政策などがアト回しになるイメージあり日経平均は一時309円安

株式

◆日経平均は2万1483円22銭(193円29銭安)、TOPIXは1721.82ポイント(14.81ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億875万株

チャート12 19日(月)前場の東京株式市場は、内閣支持率の低下が伝えられたほか、国会で「森友問題」が集中審議されるとされ、経済政策などがアト回しになるイメージが広がったようで、株価指数の先物が先行安する展開になった。日経平均は138円安で始まった後も下値を探り、10時過ぎには309円63銭安(2万1366円88銭)まで下押した。アステラス製薬<4503>(東1)は欧州で前立腺薬の追加適用に関する進展があったことなどが好感されて高いが、日経平均の前引けは193円29銭安(2万1483円22銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も小安い。

 エニグモ<3665>(東マ)は15日発表の1月決算で示した今期業績見通しなどが好感されて急伸し、波糖化工業<2916>(JQS)は増配発表を契機に好業績を見直す動きも加わったとされ2日連続ストップ高。

 19日、東証2部に新規上場となった共和コーポレーション<6570>(東2・売買単位100株)は、買い気配で始まり、10時53分に公開価格1590円を58%上回る2511円で初値がつき、その後お2555円まで上げて帰引けは2198円となった。

 東証1部の出来高概算は6億574万株。売買代金は1兆846億円。1部上場2071銘柄のうち、値上がり銘柄数は313銘柄、値下がり銘柄数は1704銘柄となった。(HC)

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