上村工業が続伸、今期最高益の見込みで好業績株を選別買い

株式市場 銘柄

■3月期末配当も増額し27日の権利確定日を意識

 電子部品用めっき薬品などの上村工業<4966>(東2)は23日、続伸基調となり、10時を過ぎては8600円(100円高)前後で堅調に推移している。今3月期の連結営業利益を前期比40%増の79.1億円と見込むなど、最高益を更新する見込み。全体相場が大幅安となっている中で、好業績株を選別買いする動きとして注目されている。

 先の四半期決算発表と同時に、今3月期の期末配当の見込みを前回予想の120円から30円増配し、1株当たり150円に増額した。前期実績は140円。3月期末の配当を確保するための買い付け期限(権利確定日)は、2018年は3月27日になるため、配当に注目する動きも出ているようだ。(HC)

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