中国・習近平主席が自動車輸入関税を引き下げると伝わり関連株が全面高

株式市場 銘柄

■小糸製作所は後場一段と強含みトヨタ自動車なども高い

 小糸製作所<7276>(東1)は10日の後場、一段と強含み、13時にかけて7370円(140円高)と反発幅を拡大。朝方の7160円(70円安)から大きく持ち直している。昼頃から、中国・習近平主席のボアオ・アジアフォーラムでの演説が伝えられ、「中国の習近平国家主席が自動車などの輸入関税引き下げなどに言及」(日経速報ニュース4月10日12時26分配信より)などとされ、見直し機運が広がっている。トヨタ自動車<7203>(東1)をはじめ自動車、自動車部品、建機株などがほぼ全面高となっている。

 報道によると、中国の習国家主席は10日、アジアの政財界の要人が集まる「博鰲アジアフォーラム」で演説し、「中国は他国を脅かさず、既存の世界秩序を損なうことはない」「中国は今年、自動車輸入関税を引き下げる」などと自由貿易や市場開放を重視する姿勢を強調したという。(HC)

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