和心は訪日外国人客数の発表を前に注目が再燃し大幅反発の高値引け

株式市場 銘柄

■3月29日に新規上場、このところ軟調で売られ過ぎ感が

 和心(わごころ)<9271>(東マ)は17日、大幅反発となり、大引けにかけて13%高の3585円(415円高)まで上げて本日の高値引けとなった。かんざし、和傘、浴衣など「和」の文化のかおるグッズ専門店をチェーン展開し、3月29日に新規上場。このところ軟調で売られ過ぎ感があるとされ、18日15時過ぎに政府観光局による3月の訪日外国人客数が発表されるため、逆張り買いが増えたとの見方が出ていた。

 会社発表の今期・2018年12月期の業績見通しは、売上高が前期比44.2%増の35億8800万円、営業利益が同44.8%増の3億5000万円、純利益は同41.7%増の2億1300万円。1株利益は79円55銭。

 上場来の高値は4600円(3月30日)になり、直近は3140円(4月16日)まで調整してきたため、株価はPER40倍という大台を下回った。大幅増益基調の銘柄のため値頃感が強まったとの見方が出ている。(HC)

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