オービックビジネスコンサルタントが13%高、今期の業績拡大見通しなど好感

株式市場 銘柄

■2月に「奉行クラウド」を発売するなど「クラウドファースト戦略」を推進

 オービックビジネスコンサルタント<4733>(東1)は26日、大きく上値を追って始まり、取引開始後に13%高の7680円(900円高)まで上げて2000年以降の最高値に進んだ。25日の取引終了後に2018年3月期の連結決算を発表し、今期・19年3月期は営業利益が増益に転換することなどが注目されている。

 18年3月期は、売上高が前期比1.0%の増加にとどまり、営業利益はサービス売上原価の上昇などにより同2%減減少した。しかし、今期の業績見通しは、完全SaaS型クラウド製品として18年2月に「奉行クラウド」を発売するなど、「クラウドファースト戦略」を一段と推し進めるなどで、売上高は前期比6%の増加とし、営業利益は同9%の増加、純利益は同5%の増加、1株利益は227円13銭とした。純利益などは大方の市場予想を上回った。(HC)

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