ジャパンフーズの3月期はブランドオーナーの在庫調整などの影響もあったが、今期は増収増益、3円増配へ

株式市場 銘柄

■水宅配事業では、新規顧客の獲得によりボトルドウォーターの出荷が増加

 ジャパンフーズ<2599>(東1)は27日、18年3月期連結業績を発表した。

 18年3月期から連結決算に移行。17年3月期数値及び対前年同期増減率の記載はないが、売上高が148億51百万円、営業利益が8億93百万円、経常利益が9億59百万円、純利益が6億58百万円だった。

 セグメントを見ると、国内飲料受託製造事業は、積極受注により、上半期までは、順調に推移。下半期に、ブランドオーナーによる在庫調整等の影響などもあり、受託製造数は41,469千ケース(前期比2.0%減)に留まり、売上高146億63百万円、営業利益8億59百万円となった。

 水宅配事業(連結対象期間:17年4月から18年3月期)では、新規顧客の獲得によりボトルドウォーターの出荷が増加し、売上高1億88百万円、営業利益11百万円となった。

 19年3月期通期の業績予想は、売上高が162億万円(前期比9.1%増)、営業利益が9億90百万円(同10.8%増)、経常利益が10億60百万円(10.5%増)、そして純利益が7億30百万円(同10.9%増)としている。

 また、同時に、今期の年間配当は前期比3円増の30円に増配する計画とした。

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