【株式市場】好決算株が強く日経平均は後場大きく持ち直しTOPIXなどは堅調反発

株式

◆日経平均の終値は2万2467円16銭(5円62銭安)、TOPIXは1773.18ポイント(1.66ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億7596万株

チャート4 7日後場の東京株式市場は、円相場が再び軟化し、午前中の一時1ドル108円台から同109円台に戻ってきたため、前引けにかけて安かったトヨタ自動車<7203>(東1)が取引開始後まもなく堅調に転じるなど、主力株の一角が強さを取り戻す展開になった。日経平均は次第に持ち直し、2日続落となったが大引け間際に一時小高くなる場面があった。TOPIX、JPX日経400は堅調転換して反発した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、サカイ引越センター<9039>(東1)が1日発表の3月決算などを材料に一段高となり、AppBank<6177>(東マ)は子会社ポーカーポーカー株式会社が6月にスマホで楽しめるポーカーアプリをリリースとの発表が材料視されて高い。中央経済社ホールディングス<9476>(JQS)は昼過ぎの12時30分に第2四半期の連結業績見通しの増額修正を発表し一気にストップ高。

 東証1部の出来高概算は14億7596万株(前引けは7億2711万株)。売買代金は2兆3643億円(同1兆1255億円)。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は12312(同884)銘柄、値下がり銘柄数は771(同1114)銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種(前引けは10業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、石油・石炭、鉄鋼、その他製品、鉱業、不動産、陸運、サービス、ガラス・土石、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る