【株式市場】日経平均は841円安、終値で約2年ぶりに2万7000円を割る

◆日経平均は2万6170円30銭(841円03銭安)、TOPIXは1842.44ポイント(49.41ポイント安)、出来高概算(東証1部)はやや増えて15億4526万株

 1月27日(木)後場の東京株式市場は、米国の夜間取引でダウ先物が下げているとされ、日経平均は一段安でスタートし、下げ渋る場面を挟んで14時過ぎに966円81銭安(2万6044円52銭)まで下押した。引き続きロシア・ウクライナ情勢への警戒感などが強い。中で、前引けにかけてダレた第一生命HD<8750>(東1)は米金利上昇を受けて再び盛り返した。日経平均は3日続落。大引けでの2万7000円割れは2020年12月以来となった。

 後場は、J-POWER<9513>(東1)が一段とジリ高傾向を強め、低PBRや高配当利回りなどでディフェンシブ株とされ、川本産業<3604>(東2)は大引けにかけて再び買い優勢。アーキテクツ・SJ<6085>(東マ)は業績浮上の期待など言われて急速に上げストップ高。ジェイエスエス<6074>(JQS)は水中トランポリンなど高齢者に人気とされ出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は15億4526万株(前引けは6億8453万株)、売買代金は3兆8217億円(同1兆7766億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は87(前引けは147)銘柄、値下がり銘柄数は2067(同1975)銘柄。

 また、東証33業種別指数は保険、鉱業の2業種(前引けも鉱業、保険の2業種)が値上がりし、下落率の小さい業種は銀行、パルプ紙、電力ガス、ゴム製品、食料品、証券商品先物、水産農林、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る