カプコンは今期も最高益更新の見込みなど注目され大きく出直る

株式市場 銘柄

■1月発売の「モンスターハンター:ワールド」好調

 カプコン<9697>(東1)は9日、大きく出直って始まり、取引開始後に10%高の2394円(215円高)まで上げ、戻り高値に進んだ。8日の取引終了後に2018年3月期の決算を発表し、連結営業利益が前期比17.5%増の160.4億円となるなど、各利益とも最高を更新。今期についても1月発売の「モンスターハンター:ワールド」の好発進などが注目されている。

 18年3月期の連結純利益も同23.2%増となるなど好調だった。今期・19年3月期の見通しは、営業利益を6%の増加、純利益は9.7%の増加予想し、伸びが鈍化することになるが、1月に発売開始の「モンスターハンター:ワールド」が好調で、「3月までで790万本を販売し同社の記録を塗り替えた」(日本経済新聞5月9日付朝刊)などと伝えられた。(HC)

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