ユーグレナが一段高で始まる、自動車用次世代バイオ燃料の実用化でマツダなどと提携

株式市場 銘柄

■広島県など主導する「ひろしま自動車産学官連携推進会議」との取り組みに期待強い

 ユーグレナ<2931>(東1)は14日、一段高で始まり、取引開始後に6%高の976円(50円高)まで上げて戻り高値を更新した。13日の午後、広島県や広島市、広島大学、マツダ<7261>(東1)などで組織する「ひろしま自動車産学官連携推進会議」(ひろ自連)との提携を発表し、自動車用の次世代バイオ燃料の地産地消モデル構築を目指すとしたことなどが注目されている。

 すでに、ANAホールディングス<9202>(東1)グループなどと2020年に向けた国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化計画(以下「国産バイオ燃料計画」)に取り組んでいる。今回の提携では、エネルギーと自動車の分野を超えた協業により、両者の間で広島での次世代バイオ燃料の実証事業計画を推進していくことで合意したという。

 ユーグレナの株価は、この発表が伝わった13日の午後、一時動意を強め915円まで上げた。14日はこれを上回って一段高のため、株価材料としてはかなりイケるのではと期待する様子もある。(HC)

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