インテージHDはインターネット広告・ウェブサイト評価のための大規模プラットフォームを4月1日より提供開始

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インテージHD<4326>(東1)は、インターネット広告・ウェブサイト評価のための大規模プラットフォーム『Ad Trace Panel(アドトレースパネル)』を構築し、4月1日より提供を開始する。

近年、話題のニュースや商品・サービスなどの情報を入手するために、インターネットを活用する人が増えるにつれ、生活者がインターネット広告に触れる機会が多くなってきた。インターネット広告を活用する企業も増え、2014年には、日本の総広告費6兆1,522億円のうち、インターネット広告費(媒体費+広告制作費)は1兆519億円(前年比112.1%)と拡大している。(2015年2月24日、株式会社電通発表資料)

特に最近では、テキストや画像情報からなる広告だけでなく、より情報量の多い動画広告が増えている。ユーザーがゲーム感覚で楽しみながら見ることができる動画広告も登場し、インターネット広告を企業や商品のファン化、ブランディングを目的として使うケースも多く見受けられるようになっている。それに伴い、インターネット広告の効果を評価するための指標も、「クリック率」や「コンバージョン数」に加え、ブランディングに関する効果を測定する新たな指標が求められるようになってきた。

同社では、テレビやインターネットなどのクロスメディア広告の効果を捉えるi-SSP(インテージ・シングルソースパネル)を2013年4月に提供開始し、多くの企業が活用している。さらに、インターネット広告・ウェブサイトについて、特定の性・年代や消費行動をしている人などのターゲット別に、より細かな粒度で、好意度などブランディングに関する分析をしたいといった要望を得て、今回の「Ad Trace Panel」を開発した。

「Ad Trace Panel」の特徴は、マーケティングリサーチ業界最大規模のインターネット調査モニター「マイティモニター」をベースに、100万人規模のCookieパネル(パソコン:30万人 モバイル:75万人)を実現し、小規模なインターネット広告のキャンペーンについても効果測定が可能である。また、Cookie情報に基づきログデータを収集することで、実行動ベースでのインターネット広告接触者やウェブサイト訪問者に対して、ブランド認知やクリエイティブ評価等のアンケートを行うことが可能。次に、保有する豊富な属性を利用することでターゲット層に合った切り口で集計分析が可能。更にi-SSPとセット利用することで、テレビCMとインターネット広告のクロスメディア施策評価と、インターネット広告に関する細かな粒度での評価を統合的に実施でき、低コスト・ワンストップで対応可能である。

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