ソレイジア・ファーマの「SP-01」が中国で新薬承認を獲得し「SP-04」にも注目集まる

株式市場 銘柄

■抗悪性腫瘍薬投与に伴う悪心・嘔吐を適応症とする経皮吸収型製剤

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は24日、中国国家医薬品監督管理局(China National Drug Administration、中国の医薬品規制管轄機関)が同社開発品「SP-01」(抗悪性腫瘍薬投与に伴う悪心・嘔吐を適応症とするグラニセトロン経皮吸収型製剤、中国販売名「善可舒」、欧米等海外販売名「Sancuso」)の新薬承認を同日付で公表したと発表した。

 これによる当期業績(2018年12月期)への影響は、18年2月に公表した連結業績予想に織り込まれているとしたが、来期以降の本格的な寄与が注目されている。

 また、同社では、別途開発中の「SP-04」(PledOx、予定適応:がん化学療法に伴う末梢神経障害)の日本、韓国、台湾、香港地域での今後の開発計画について、18年度下期に第3相臨床試験を開始すると6月13日付で発表した。こちらの進展も目が離せない段階に入ってきた。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る