シノケングループは持分法適用会社の株式を譲渡することから特別利益の発生を発表

■保有株式87万5,000株のうち87万株をサムシングホールディングスに譲渡

 シノケングループ<8909>(JQS)は30日引け後、持分法適用会社の株式を譲渡することから特別利益が発生することを発表した。

 同社では、サムシングホールディングス<1408>(JQS)の財政体質強化および双方における業務上のシナジー効果を目的として、平成28年9月12日付で資本業務提携契約を締結し、平成28年9月29日付で第三者割当増資を引き受け、持分法適用会社とした。しかし、サムシングホールディングスの財務改善について一定の成果が得られたこと、及び同社グループにおける経営資源の選択と集中を通じた経営戦略の一環として保有するサムシングホールディングスの株式を譲渡することを決議した。その結果、特別利益が発生することになった。

 同社の保有株式87万5,000株のうち87万株をサムシングホールディングスに譲渡する。

 現時点においてサムシングホールディングスの株式の譲渡金額が決定していないが、参考として、直近の株価(7月27日(金)の終値)で試算した場合、連結決算で約1億40百万円、個別決算で約1億60百万円の売却益となる見込み。同社では、譲渡金額の確定に伴い、開示すべき事項が生じた場合は速やかに公表するとしている。

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