【株式市場】銀行株が上げ幅縮め建設株は下げ日経平均は後場軟化して反落

株式

◆日経平均の終値は2万2507円32銭(17円86銭安)、TOPIXは1732.90ポイント(9.68ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億5067万株

チャート14 6日後場の東京株式市場は、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)などの大手銀行株や保険株がやや値を消して始まり、日経平均も前引けの水準101円38銭高の2626円56銭を下回って始まった。その後も次第に値を消し、14時に四半期決算を発表した大成建設<1801>(東1)が下げ幅を広げると、日経平均も徐々にダレ模様になり、14時40分頃には38円44銭安(2万2486円74銭)まで軟化。大引けも軟調で反落した。TOPIXも軟調。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均も安い。

 後場は、13時に四半期決算を発表した東洋紡<3101>(東1)が急伸し、14時に発表した古河機械金属<5715>(東1)も急伸。アクサスホールディングス<3536>(JQS)は豪雨復興関連株としての側面が再評価との見方があり反発幅を拡大。ユナイテッド<2497>(東マ)は四半期決算の大幅増益が注目されて高い。大塚家具<8186>(JQS)は一進一退から反落。

 東証1部の出来高概算は13億5067万株(前引けは6億7686万株)。売買代金は2兆858億円(同9553億円)。1部上場2103銘柄のうち、値上がり銘柄数は540(同1107)銘柄、値下がり銘柄数は1486(同885)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は9業種(前引けは25種)となり、値上がり率上位は、情報・通信、鉄鋼、石油・石炭、水産・農林、パルプ・紙、非鉄金属、医薬品、などとなった。(HC)

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