文化シヤッターが急反発、通期の2ケタ増収増益見通しを再評価

株式市場 銘柄

■第1四半期決算発表後は下げたが見直す、台風の多い年は注目

 文化シヤッター<5930>(東1)は8日、急反発で始まり、取引開始後に7%高の922円(94円高)まで上げて出直りを強めている。7日の14時に第1四半期決算(2018年4~6月、連結)を発表し、各利益とも前年同期比で赤字継続となったため、大引けは45円安となったが、3月通期の見通しは2ケタの増収増益を継続した。一夜明けた8日は見直し再評価する雰囲気になった。

 3月通期の連結業績見通しは、売上高が前期比11.9%増の1740億円、営業利益は同27.9%増の87.0億円、純利益は同81.5%増の58.0億円、1株利益は80円90銭。台風の多い年は業績の追い風になることがあるようだ。(HC)

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