Jトラストは7月も月次データ好調で3日続伸基調

株式市場 銘柄

■国内金融事業の債務保証残高は前年同月比60.7%増加

 Jトラスト<8508>(東2)が7日発表した7月の月次動向「月次データ推移・速報値」は、主な事業の残高がすべて順調に増加した。株価は11時にかけて901円(11円高)前後で推移し、3日続伸基調となっている。

 国内金融事業の債務保証残高は1655億円(前年同月比60.7%の増加)となり、6月末の1597億円(同61.6%の増加)に続いて大きな伸びを示した。2017年7月の計数よりIFRS(国際会計基準)ベースで集計を開始しており、毎月末の残高はこれ以降連続で増加している。

 韓国金融事業のうち、銀行業における貸出金残高(JT親愛貯蓄銀行とJT貯蓄銀行の合計)は3万151億ウォン(同22.2%の増加)となり、毎月末の残高は17年12月に微減となった以外は続けて拡大を継続している。

 東南アジア金融事業のうち、銀行業における貸出金残高(Jトラスト銀行インドネシア:BJI)は124795億ルピア(同19.1%の増加)となり、毎月末の残高は18年2月に微減となった以外は毎月続けて拡大している。(HC)

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