シルバーエッグ・テクノロジーが急伸、AI活用し見込み顧客可視化ツール

株式市場 銘柄

■上場後ほぼ一貫して低落傾向のため自立反騰相場の到来に期待する様子

 シルバーエッグ・テクノロジー<3961>(東マ)は24日、急伸し、朝方に12%高の1647円(177円高)まで上げたあとも1600円台で推移。出来高も急増している。23日付で「人工知能(AI)技術を用いた新しい見込み顧客可視化ツール『プロスペクター』の販売を開始」と発表しており、これが材料視されているようだ。

 AI(人工知能)技術をベースにしたWebマーケティングサービスの開発・提供、などを行い、第2四半期の業績(2018年1月~6月)は売上高に相当する営業収益が前年同期比5.6%増加した半面、各利益は35%から36%減となった。12月通期の見通しは据え置き、営業収益は前期比7.6%増の9.20億円、営業利益は同0.4%減の1.48億円、純利益は同4.9%減の0.90億円、1株利益は31円21銭。

 2016年に上場して以降、同年10月の4620円を高値にほぼ一貫して低落傾向が続いている。経験則的には、どこかで自立反騰相場が到来しても不自然ではないと期待する見方もある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る