ラクスルは自律調整一巡して戻り試す、19年7月期も収益拡大期待

株式市場 銘柄

 ラクスル<4384>(東マ)は、印刷ECサービスを提供する印刷事業、荷主と運送会社を繋ぐ運送事業を展開している。18年7月期黒字化予想で、19年7月期も収益拡大が期待される。株価は7月高値圏から反落したが、自律調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

■印刷事業と運送事業を展開

 18年5月東証マザーズに新規上場した。印刷シェアリングプラットフォーム「ラクスル」で印刷ECサービスを提供する印刷事業、および物流シェアリングプラットフォーム「ハコベル」で荷主と運送会社を繋ぐ運送事業を展開している。印刷や物流という伝統的産業にインターネットを融合させた。18年4月末の「ラクスル」累計ユーザー数は17年4月末比20万5754増加の61万1137となった。

■18年7月期黒字化予想、19年7月期収益拡大期待

 18年7月期の非連結業績予想(7月13日に上方修正)は、売上高が17年7月期比44.6%増の111億円、営業利益が90百万円(17年7月期は11億45百万円の赤字)、経常利益が40百万円(同11億63百万円の赤字)、純利益が14百万円(同11億75百万円の赤字)としている。

 新規顧客獲得が計画を上回り、リピート購入も好調に推移し、大幅増収・黒字化予想である。純利益については、特別損失に減損処理による関係会社株式評価損70百万円を計上するが、繰延税金資産50百万円を計上することも寄与する。

 印刷事業、運送事業とも伸長して、19年7月期も収益拡大が期待される。

■株価は自律調整一巡して戻り試す

 株価は7月高値3100円から反落したが、大きく下押す動きは見られない。8月30日の終値は2612円、時価総額は約720億円である。自律調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

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