トランザスは「IoT工場」のソリューション共同開発が注目されて急伸

株式市場 銘柄

■大京(石川県)とウェアラブルデバイス、ロボットによる新システム開発と発表

 トランザス<6696>(東マ)は4日、反発して始まり、取引開始後に17%高の1879円(278円高)をつけて出直りを強めている。3日付で、カチオン電着塗装と建設機械部品の総合メーカー・大京株式会社(石川県)とウェアラブルデバイス「Cygnus(シグナス)」及びロボットを用いたピッキング業務向けIoTソリューションの共同開発を行うと発表。注目されている。

 発表によると、製造現場では数万点という部品点数の中から、必要部品を高速かつ確実に収集し、製品の製造ラインに供給することが業務の要であり、製造業では不可避の業務となる。共同開発を進める本ソリューションは、「Cygnus」やロボットを活用した製造過程で必要となる部品のピッキング業務向けのソリューションとなる。

 両社は、2018年度中に本ソリューションを大京の国内製造工場に導入し、製造現場での業務効率改善効果を検証していく。翌年度からは大京の海外製造工場への導入と他社工場への提供も開始し、グローバルに展開する予定とした。(HC) 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る