パイプドHDのパイプドビッツはLINE連携ソリューションに「Flex Message」を追加し、スパイラルLINE連携を強化

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■「スパイラル」のオプションサービスである「LINE配信」オプションに新しい配信タイプとして追加

 パイプドHD<3919>(東1)のグループ企業、パイプドビッツは、本日(9月12日)よりLINEが提供する「Flex Message」に対応し、情報資産プラットフォーム「スパイラル」のオプションサービスである「LINE配信」オプションに新しい配信タイプとして追加した。

 このサービスにより、操作性とデザイン性に優れたパーソナルなメッセージを送れるほか、誘導先となるイベント受付や会員向けコンテンツを「スパイラル」で構築できるため、メッセージからWebコンテンツにシームレスに誘導することができる。

 「スパイラル」は、2016年10月よりLINEとの連携を強化し、LINE連携ソリューションを提供している。これまでに「スパイラル」から手軽にLINEメッセージをセグメント配信できる「LINE配信」オプションや、企業とLINEユーザーが1対1でトークできる「LINE1:1トーク」を追加し、LINEを活用した多彩な顧客コミュニケーションを実現している。

■一人ひとりに合わせたメッセージ配信が可能

 今回追加する「Flex Message」では、一定の表示フレームをベースに、柔軟に文字のサイズや色を変更し、メッセージの途中やヘッダー部分に任意の画像を組み込むなど、HTMLに近い感覚でレイアウトをカスタマイズできる。これにより、UIやUXを大幅に改善し、より操作性とデザイン性に優れたメッセージが作れることに加え、「スパイラル」と連携することでデータベースの顧客情報を基に一人ひとりに合わせたメッセージ配信が可能となり、ユーザーへの訴求力を高める。また、「スパイラル」のフォーム作成機能やマイページ機能を活用すれば、誘導先となるイベント受付や会員向けコンテンツを構築でき、メッセージからWebコンテンツにシームレスに誘導することができる。

 Flex Messageの特長は、LINEが提供するLINE Messaging APIの新しいメッセージタイプを、「スパイラル」の「LINE配信」オプションでも送信できるようにしたもの。LINEが提供しているFlex Message Simulator を利用するだけで、手軽に「Flex Message」を作成できる。

 「Flex Message」を活用することで、企業はLINEユーザーに対してより直感的な操作性を提供でき、Webコンテンツへの誘導やクーポン活用での来店促進が期待できる。

■画像付きのおすすめ商品をカルーセル形式で一度に複数紹介

 「Flex Message」なら、画像付きのおすすめ商品をカルーセル形式で一度に複数紹介でき、視覚的な商品情報をLINEユーザーに届けることができる。会員登録済みのECサイトであれば、ID・パスワード入力を省略でき、画像やボタンをタップするだけでECサイトにログインできるため、コンバージョン率の向上を促す。

 「スパイラル」で会員に紐づいたマイページを作成すれば、飲食店などに来店したLINEユーザーがLINE上で提示するクーポンやポイントカードの情報を、「スパイラル」で管理することができる。これにより、LINEユーザーのクーポン利用率や獲得ポイント数から来店状況の把握が可能となり、ロイヤリティの高いLINEユーザーへのリピート促進や、非アクティブなLINEユーザーへの利用促進などが可能である。

 「Flex Message」を利用するには、「LINE配信」オプションへの契約が必要で初期費用10万円、月額利用料3万円となっている。

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