クレスコは業績見通しが見直され直近の調整幅の８割強を回復
- 2018/9/13 09:56
- 株式投資ニュース
■四半期で見ずに通期で評価する動き
クレスコ＜４６７４＞（東１）は１３日、再び出直りを強めて始まり、９時３０分を過ぎて５％高の３１９５円（１４５円高）まで上げて戻り高値を更新した。金融業界や公共サービス機関向けのＩＴソリューション開発に実績があり、８月初旬に発表した第１四半期決算（２０１８年４～６月）を受けて３３００円前後から一時２５３０円まで水準を訂正したが、その下げ幅の８割強を回復した。
第１四半期は連結売上高が前年同期比６％増加したが、営業利益は、一部に不採算案件があったことを主要因に同２１％減少した。ただ、同社によると、以前、同規模の事態が起こった時には、第３四半期まで減益だったが通期では完全にカバーできたという。今期も通期見通しは増収増益の見込みを継続した。四半期で見ずに通期で評価される展開になってきたとの見方が出ている。（ＨＣ）
関連記事
ピックアップ記事
-
2024/3/26
東洋製罐、缶底耐圧強度向上技術を使用した国内最軽量のアルミ缶を開発、量産開始■ＧＨＧ排出量削減に貢献 東洋製罐グループホールディングス＜５９０１＞（東証プライム）グループの… -
2024/3/25
カナダ・バンクーバーに「丸亀製麺」が初出店、オープン初日から大盛況■海外展開を加速 トリドールホールディングス＜３３９７＞（東証プライム）は３月２５日、カナダ・バ… -
■モビリティカンパニーへの変革を加速 トヨタ自動車＜７２０３＞（東証プライム）は３月２２日、２０…
