アイ・エス・ビーは高業績プラス「5G」前倒し機運で続伸一段高

株式市場 銘柄

■第2四半期の連結業績が大きく上振れ通期予想を増額修正

 アイ・エス・ビー<9702>(東1)は10月5日、続伸一段高で始まり、10時にかけて7%高の2490円(160円高)まで上げて2000年以降の高値を更新した。携帯電話の通信基地局業務を中心に「モバイルインフラ」が堅調に推移しており、「5G、来年に一部前倒し」(日本経済新聞9月29日付朝刊)と伝えられるなど、次世代通信方式「5G」の実用化が早まる見通しになってきたことなどが材料視されている。

 業績は期初から好調で、8月に発表した第2四半期の連結業績(2018年1月1日~6月30日累計)は、営業利益が前年同期比35%増加して5.19億円となり、期初に示した通期の見通しを53%上振れた。これを受け、12月通期の見通しを全体に増額修正し、通期の連結純利益は従来予想を26%引き上げて4.80億円の見込みとし、予想1株利益は94円01銭とした。「5G」の前倒し機運が強まることにより、こうした業績拡大に拍車がかかる期待が出ている。(HC)

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