【IR企業情報】ソレイジア・ファーマ:最終試験を準備する新薬候補の費用調達方式が確定

■「SP-04」(適応:がん化学療法に伴う末梢神経障害)開発完了までの資金を調達

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は10月5日の取引終了後、8月下旬に決議した3タイプの新株発行増資のうち、SMBC日興証券を引受先とする第三者割当増資については、同証券が割当予定株式数の全部を安定操作取引及びシンジケートカバー取引による市場買い付けとする旨の通知を寄せたため、第三者割当方式での増資は実行しないことになったと発表した。

 ソレイジア・ファーマは、最終試験を準備中の「SP-04」(適応:がん化学療法に伴う末梢神経障害)の開発完了までの資金を調達する目的で、8月下旬、公募による新株式発行(一般募集)、株式の売出し(オーバーアロットメントによる売出し)、および第三者割当による新株式発行を決議したと発表した。その後、9月初旬に発行価格などが決定し、手取概算額の合計上限額は37億5189万3000円になるとしていた。

 「SP-04」は、日本、韓国、台湾、および香港と国際共同で第3相臨床試験:最終試験を準備中。日本、韓国、台湾及び香港においては2020年まで、中国においては2022年まで行われる計画で進行している。(HC)

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