ASIAN STARは投資事業を行う子会社を設立することを発表

株式市場 銘柄

■12年12月期以降、安定的な収益を計上し、財務内容も改善

 ASIAN STAR<8946>(JQS)は5日、不動産販売事業の拡大に注力するとともに、不動産販売事業、 不動産管理事業へのシナジー効果が見込める事業への投資にも取り組んでいるが、その取り組みの一環として投資事業を行う子会社を設立することを発表した。

 同社は、08年のリーマンショックの影響で、一時財務内容が悪化したことから、不動産管理事業に経営資源を集中したことが奏功し、12年12月期以降、安定的な収益を計上し、財務内容も改善している。そこで、同社では更に事業規模の拡大を実現するために、今回の投資事業を行うASIAN STAR INVESTMENTSを設立する。

 新たに新会社を設立することで、意思決定の迅速化、業務の効率化、責任の明確化を図る。

 今後は、同社グループの既存事業へのシナジー効果が期待できる事業だけでなく、より成長が見込まれる新たな事業への投資も検討するとしている。

 新会社の設立は、今年の11月を予定している。

 なお、今期18年12月期連結業績予想に対する影響は軽微としている。

 ちなみに、同社の今期18年12月期連結業績予想は、売上高32億28百万円(前期比86.5%増)、営業利益70百万円(同33.2%増)、経常利益55百万円(同69.0%増)、純利益33百万円(前期02百万円)と大幅増収増益を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る