バリューデザインは消費税のポイント還元構想が材料視されて出直り幅を拡大

株式市場 銘柄

■プリペイドカード導入支援などを行いキャッシュレス還元方式が連想を呼ぶ

 バリューデザイン<3960>(東マ)は10月15日、後場も一段高の場面を見せて16%高の2582円(360円高)まで上げ、出直り幅を拡大している。プリペイドカード導入支援などを行い、政府が2019年10月の消費税率の10%への引き上げとともに軽減税率分をキャッシュレス支払いに限りポイントで還元する方針を示したことを受け、需要拡大の可能性が連想されたとの見方が出ている。

 同社のバリューカードASPサービスは、自社ブランドで発行が可能な「ハウス電子マネー」(プリペイドカード)発行システムで、同社HPには「独自の専用端末(VT-3000)を使用し、安価かつスピーディーに導入することが可能」とある。零細な個人商店レベルでも導入が可能かは未確認だが、キャッシュレス時代の到来に向け、同社の存在感そのものは高まるとの見方が出ている。(HC)

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