【銘柄フラッシュ】グローバルウェイが急伸しネクスグループは2日連続ストップ高

株式市場 銘柄

 17日は、キリン堂ホールディングス<3194>(東1)が15.1%高となり、東証1部の値上がり率1位。13日に2月決算と今期の見通しを発表し、今期の連結営業利益33%増加予想などが連日好感されて大幅続伸活況高。

 2位は古野電気<6814>(東1)の8.7%高となり、16日に2月決算を発表し、今期は純利益も2ケタ増益に転換する予想などが好感されて活況高。

 3位はレノバ<9519>(東1)の7.8%高となり、5日に発表した第3四半期の連結決算は純利益が69%減となった一方、売上高は29%増加したことなどが注目されて4日続伸し高値を更新。

 アイケイ<2722>(東2)は自社コスメブランド「LB」を手掛け、東南アジア地域や中国で拡大傾向とされ、後場から食品・医薬品株の一角や化粧品株などのディフェンシブ銘柄が一段高となったため注目が波及したとされて8.5%高。ファーマフーズ<2929>(東2)は独自開発のペプチド「リプロタイト」が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「平成30年度難治性疾患実用化研究事業」において、国立大学法人東京大学との共同研究事業として選定されたと3月中旬に発表したことに注目し直す動きがあるとされ2.6%高と反発。

 グローバルウェイ<3936>(東マ)はスイス金融当局への事業申請などが注目されて2日連続ストップ高となり21.3%高。アジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東マ)は3月28日に新規上場し、16日にかけて大きく下押して1万円ちょうどの上場来安値をつけたため、1万円の大台を意識した買いが入ったとの見方があり急反発の17.7%高。

 ネクスグループ<6634>(JQS)は13日に発表した第1四半期決算の黒字転換などが注目されて2日連続ストップ高となり16.2%高。フロイント産業<6312>(JQS)はストップ高の15.8%高となり、いちよし証券による投資判断などが材料視されたようで大きく出直った。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る