【株式市場】NY株反落し好決算株など個別物色となり日経平均は一時131円安

株式

◆日経平均は2万2720円88銭(120円24銭安)、TOPIXは1709.69ポイント(4.18ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億9295万株

チャート14 10月18日(木)前場の東京株式市場は、好決算株を選別買いするなど個別物色の展開になり、日経平均は取引開始後の32円01銭高(2万2873円13銭)を上値に弱もみ合いを続け、11時過ぎに131円09銭安(2万2710円03銭)まで軟化した。米FOMC(米連邦準備制度理事会)の議事録公開を受けてドル高・円安基調が再燃。一方でNY株式は全般反落。円安効果のある業種でもトヨタ自動車<7203>(東1)は高くホンダ<7267>(東1)は軟調など高安混在となった。日経平均の前引けは120円24銭安。一方、東証2部指数、日経JASDAQ平均は高い。

 ワールド<3612>(東1)が第2四半期の業績見通しの増額を好感する展開になり戻り高値を更新し、精密鍛造金型などのニチダイ<6467>(JQS)も業績見通しの増額が好感されてストップ高買い気配。ALBERT<3906>(JQS)も業績見通しの増額が好感されて活況高。

 18日新規上場となったプリントネット<7805>(JASDAQ)は10時26分に公開価格1400円を46%上回る2041円で初値がついた。その後は2350円まで上げ、前引けは2229円。

 東証1部の出来高概算は5億9295万株。売買代金は1兆287億円。1部上場2109銘柄のうち、値上がり銘柄数は991銘柄、値下がり銘柄数は1021銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る