【株式市場】最近上場銘柄が高く大塚家具は安いが日経平均など反発

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9411円40銭(125円77銭高)、TOPIXは1557.77ポイント(4.99ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億220万株

チャート5 30日後場の東京株式市場は、27日に株式での運用割合拡大を表明と伝えられた地方公務員共済組合連合会の買い出動などに期待が強まり、ファナック<6954>(東1)などが一段上値を追うとともに武田薬品工業<4502>(東1)などは下げ幅を縮める相場となり、日経平均は一時188円44銭高(1万9474円07銭)まで上げる場面があった。前場は軟調だった日経JASDAQ平均も大引けにかけて堅調になった。

 キッコーマン<2801>(東1)カルビー<2229>(東1)などが再び高値を更新する相場になり、相場の地合いは強い様子。値上がり率上位には思惑材料株のイメージがあるレナウン<3606>(東1)ルック<8029>(東1)などが並び、中小型株の売買も活発。新規上場株の売買も活発で、上場2日目のsMedio<3913>(東マ)や上場3日目の日本動物高度医療センター<6039>(東マ)などが高値を更新。大塚家具<8186>(JQS)は6%安となった。

 東証1部の出来高概算は21億220万株(前引けは11億83万株)、売買代金は2兆3981億円(同1兆1824億円)。1部上場1874銘柄のうち、値上がり銘柄数は979(同869)銘柄、値下がり銘柄数は789(同895)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は20業種(前引けは17業種)となり、値上がり率上位の業種は、その他金融、食料品、ゴム製品、小売り、電力・ガス、医薬品、水産・農林、空運、銀行、サービス、不動産、などだった。

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